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執筆者の写真hitomi kikuchi

出張おさかな教室の役割り

更新日:2021年4月28日



アカコッコ館の夏のイベント「出張おさかな教室」


2009年からお手伝いをさせてもらっているこのイベント。

毎年、島内外の子供から大人までたくさんの方々が利用してくれています。


長太郎池や土方海岸に屋台のようなブースを出し、潮だまりの魅力や

大切さを体感してもらえるような活動を行っています。







無料で箱メガネや図鑑を貸し出し、潮だまりで見られた魚種などをすぐに

調べたり、レンジャーと一緒に海の中で魚を観察したり・・・






火山島三宅島が作り上げてきた地形により、島のいたるところには潮だまりが

形成されています。










潮の満ち引きによって、潮だまりの中の生き物たちが出たり入ったり・・・

さらに三宅島は黒潮の影響によって、沖縄などの南の海域から季節来遊魚

(熱帯魚)たちが海流に乗って辿り着きます。

まだ数センチにしか満たない小さな小魚たちにとって潮だまりはとても大切な

場所。


潮だまりで外敵から身を守りながらすくすくと大きく育っていきます。

言わば、幼魚たちの保育園のような役割を果たしています。

これらがあることで、生物の多様性を維持できる一つの要素でもあることを

子供達に知ってもらいながら、生きものの大切さや三宅島の豊かな海の魅力を

伝えています。



この先も三宅島の自然が次世代の子供達や未来へと繋いでいけるよう、

これからも環境保全活動や環境教育を積極的に行っていきたいと思います!!

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